心の中で重く渦巻くヤツ：認知行動療法
薬は飲んでいる
散歩もしている
瞑想もした、たぶんできてないが
けど、底は脱した感はある
底は脱したとはいえ、気分は暗いまま
特に厄介だったのが、
よく湧いて出てくるヤツ
黒くて少し紫色のヤツ
職場での屈辱的な言葉、
裏切りとも言えるやり方が
ずっと、ずっと、ずーっと引っかかっていて
いつの間にか怒りと悔しさが、フツフツと湧いてきて、
グルグルと重く重く渦巻いて心を埋め尽くす
アニメでよくある心の闇みたいな
黒くて紫色で体の中に充満してくる
まさにそんな感じだった
発狂しそう
さすがにこれはまずい
このままでは闇からは出られない
ググってググって
たどり着いたのが認知行動療法
本来はカウンセリングを受けながらするみたいだが
カウンセリングなんてこのド田舎では聞いたことがない
しかし、自分でできる本があった
簡易的なのかもしれないが、迷わずポチった
何日間かに分けて少しずつワークをしていった
すごいぞ、この本
すごいぞ、認知行動療法
あんなに重く重く渦巻いていたヤツが消えた
あっけなく消えた
その時のことを思い出しても平気だ
「そんなこともあったな」で済む
本当にスッと心が軽くなった
この本に感謝です
心がスッと軽くなる 認知行動療法ノートー自分でできる27のプチレッスン
孤独な旅路
甘えてるだけ
みんな我慢してやっている
我慢が足りない
うつになって仕事ができなくなったときに、さんざん言われた。
我慢して、我慢して、一生懸命やって、それでも心が折れた。
のに、さらにどん底に突き落とすような言葉が襲い掛かる。
味方はいない、居場所はない。
心療内科のDr.は理解者だったが、ゆっくり話を聞いてくれる感じではなかった。
ド田舎なので病院は選べない。
最初は、ほんとに寝ているだけだった。
周りにボロカスに言われて自己嫌悪で「なんで」しかなかった。
YouTubeのうつ病経験者や精神科医の動画で味方を探した。
本は読めなくてもYouTubeは何とか見ることができた。これは光を与えてくれたと思う。
動画ではげまされ、薬の効果もあるのか、家族というのもあるだろう、このままではいけない、何とかしないと、と思い始める。
うつにいいというので、運動したがそんなに変わったとは感じなかった。
近所の人の目がつらかった。
本は読めない。何も頭に入ってこない。頭が回らない。
何もする気が起こらないが、ネットフリックスでアニメを見た。
少し気がまぎれた。
どん底からは少し上がったかなと思うようにはなったが、妻とはすれ違いしかなく、別居することとなる。
実家に帰ったのはロシアがウクライナに侵攻した頃だ。
「いつまでいるつもりだ」「いつ帰るんだ」「治ってきたか」
実家ではそればかり。ここにも居場所はないが、ここしか居るところがない。
働かない者を拒絶する妻。
世間体を気にする親。
これまで頑張ったんだから少し休んで、また元気になってやり直そう。
元気になるまでここで休めばいい。
こんな言葉を期待していたんだろうが、全くなかった。
何のために生きている
なんでこんな人生なのか
俺って何なんだ
強制的に始まった感のある自分探しの旅
始動する心の声
心の声を信じ行動。
いろいろ始動する。
やめることもする。
すでに始動しているものもある。
例えばこのブログ
「心と向き合う」と題しうつ病でどん底へ落ち、そこから甦る道のりをつづっていく。
SEOだのキーワードなどは気にしない。書きたいように書くのだ。
誰かに読んでもらえればもちろんうれしいが、自分の思考と感情の整理がメインの目的だ。今までのことを振り返りながら書いていこうと思う。
まだ「自分は何者だ」と思うところもあるが、今のことも書いていこうと思う。
今年始動させること
写真 趣味だったがうつになってからやめていた。写真を加工して作品作りをする。
朝活 日々の忙しさに流されずに行動できたのを思い出したので、再度やってみる。
占い タロットは引き続き勉強。年内占い師デビュー。
ブログを含め素直にやってみたいと思う事だ。以前は多趣味だったが、うつで白紙になった。そこからまた、やりたいと思うことが出てきた。
消えかけていた情熱の炎がまた少し燃え始めたか。
ワンドのエースと１魔術師な感じだろう。
今年やめること
いい人をやめる（ＮＯと言う）
自分の感情に蓋をするのをやめる（自分の感情を素直に認める）
目の前の嫌なことに囚われるのをやめる（俯瞰して見る、ポジティブに変換する）
今年は飛躍の年にする。
よみがえりの道のり
自分はどこにいるんだ？
ずっと仮面をかぶって生きてきた。
聞き分けのいい子供、いい友達、いい社員、いい夫、いい父親・・・
二年前、客からのクレームの電話で心がポキッと折れた。
それをきっかけに仮面がぶっ壊れた。
タロットでいう１６塔のカードだな、どん底まで落ちた。
仮面をかぶって生きるのはもう限界だったんだろう。
いろんな仮面をとっかえひっかえしながら生きてきたが、それは自分の気持ちに蓋をして生きることだったんだ。
自分に嘘をついて生きることだった。
そういうのは限界が来るんだなと思った。
後から思えばあの時うつ病になって自分の生き方と向き合って良かった。
なんて思える日が来るのだろうか？
そこに近づいてはいるが、まだだ。
仮面が壊れた後は、まっさらな本来の自分に気づく はずだが。
本来の自分？どこにいるんだ？
仮面をずっと使っていたせいで、本当の自分と仮面の自分との区別がつかなくなっているのだろう。
だから本来の自分がわからなくなってしまったようだ。
自分探しの旅って、５０半ばでか…
自分探し
年齢はどうであれ、今こうなっているんだから仕方がない。
実際に旅に出るのは難しいので（本当に旅に出たいけどな）、
それっぽい本を読んでみたりした。
自己肯定感低い、インナーチャイルド、HSP、内向型、マスターナンバー１１、使命とは、才能の見つけ方、瞑想、言霊、占い、引き寄せ…
なんだか、まだまだカオスではあるがわかってきたこともある。
会社員は向いていないってことだ。
うつ病になり約1年闘病生活のあと就職した会社がやっぱり合わない。
人も仕事のやり方もここまで合わないのもかと思うぐらい合わない。
これまでも仕事内容は良くても会社の方針が合わないとか人間関係がダメ。
組織の中でうまくなんてできない。
20歳から50過ぎまで働いてきて、何度か転職をしたが一度もしっくり来たためしがない。
どうすれば自分に合う会社が見つかるんだろうと思ってたが、会社員が向いていないってことに気づいた。
いや、もっと前に気づいていた。
独立願望はあったがその気持ちに蓋をした。
30代の時に具体的に考えた時期もあったが、踏み出せなかった。
情報も今ほどなかったというのは言い訳だろう…
そうするのが普通と思いサラリーマンをしてきた。独立も叶わぬ夢とあきらめていた。
その時もっと自分の心の声に真剣に向き合っていればと思わなくもないが、サラリーマンを続けたから、結婚しかけがえのない子供たちに恵まれたのでそれで良かったと思う。どっちの道を選んでも良いとか悪いではないのだろう。
今は起業するのにハードルはそれほど高くない時代だ。
方向性は見えた。
